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100倍速く書けるって!? - 『超スピード文章術』 part1 「はじめに 速く書ければ、仕事は速くなる」

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本書は、第一線のビジネス書ライターとして活躍しながら、23年間1度も〆切を破ったことがない上阪徹氏の文章執筆スピードを極限まで上げるノウハウを全て明かす1冊です。

(中略)

上阪氏が、文章そのものへのこだわりがない一方で、読者にとって役立つ「文章の中身」(=素材)を集めることに長けている、ということに尽きます。

そして、この「素材」に集中することこそが、文章を速く書く最大のポイントです。 書く前に、書くことが決まっていれば、悩むことなく迷うことなく、流れるように「伝わる文章」が書けるようになります。

出版社からのコメント より

私はこうやってブログをやっておきながら、文章を書くことに激しい苦手意識を持っておりまして。

さかのぼってみれば、小学生の頃、作文を書いたり、読書感想文を書いたりするのも苦痛で仕方ありませんでした。

その苦手意識は今でも変わっていないどころか、むしろ増している気さえします

このブログを始めたのも、いわば私自身へのショック療法という面があります。

そんなわけで、以前からこのような「文章術」をテーマにした本は、何冊か読んできたのですが、この本は、文章を書くスピードを最重視している、というより、それだけを目的にしている、というのがおもしろいなーと思って手に取りました。考えてみれば、速く書き終えることができれば、全部解決ですもんね。

それでは、読んでいきましょう。

はじめに 早く書ければ、仕事は速くなる

書くことに対するいろんな種類の悩みは、結局、早く書き終える技術が身につけば解決するよね、で、そのためには素材を意識しようね、という感じでした。

ほうほう、文章に詰め込む素材を事前にたくさん用意しておけということかな、という感じですが、まだいまいちどういう風にすればいいのかとかが漠然としていますね。今後に期待です。

で、この章で印象的だったのは、筆者である上阪徹さんも、元々文章は読むのも書くのも苦手だった、というエピソードです。

かけ出しの頃は、300字のコピーを書くのに、丸一日費やしたこともあります。 その後、フリーランスとなり、今のメインの仕事はブックライターです。 (中略) ビジネス書は一般的に、1冊10万字前後。 私はその10万字を、平均4〜5日で書き上げます。

300字の文章を書くのに丸1日かかっていたのが、今では10万字を4〜5日で・・・

単純計算で1日2万字以上・・・

ほぼ100倍!? 本のタイトルには10倍って書いてるのに! さらにその10倍って! 上坂さん、 1桁間違ってます!!(笑)

いやー、こういう数字って普通、多少おおげさに書くものじゃないですか。ここだけの話、僕もちょっと思ってたんですよ。「10倍は流石に言い過ぎだろー」って。ホントは言い足りてなかったんですね。人を疑っちゃだめですね。

タイトルで本当のことを書くとすごすぎて現実味が薄れるからあえて控えめに書いたのかな。かっこよすぎる・・・

これは期待が膨らんできますねー!! 続きが楽しみです。

それでは!

10倍速く書ける 超スピード文章術

10倍速く書ける 超スピード文章術

序章を読んだ方はこちら