『生き抜くための高校数学』 part 5 「2.1 2次方程式と2次不等式(後半)」
この世で一番役に立たない物理雑学をひとつ。
慣性のイントネーションは完成や歓声と同じ。
初見殺しの虚数の落とし穴が説明されていますね。
これは私もやってしまって、何度も何度も途中式を見直した覚えがあります。
虚数は速やかに i に直せば、余計なこと考えなくても対処できそうですね!
例6(解が虚数解の2次方程式)
童心に帰って淡々と解いていきます。
続いて定理の証明。本書の証明は、発見が多くておもしろいです。
この定理、意外と出番が多いんですよねー。この定理を使う練習問題も何問か乗せてくれたらなーと思いました。
今度は図の平行移動の解説がものすごーく丁寧に説明されています。
それを実際に作図していくのが次の例題。
例7(2次関数のグラフ)
式とグラフの関係を体感的に学べるので、良問だと思いました。
例8(2次不等式)
2次不等式はグラフで考えると間違えにくいよーというだけなのでカーット!
例9
相加平均と相乗平均の関係についての証明問題を解くことで、今節の復讐をしてくぜーというすばらしい試み。
描き方ばかりを優先して、意外と基本を忘れている人が多いのは残念なことです。
何事においても、長期的な視点をもって、基本をしっかり学んで応用力を育てていきたいものです。
数学とかね!!
生き抜くための高校数学: 高校数学の全範囲の基礎が完璧にわかる本
- 作者: 芳沢光雄
- 出版社/メーカー: 日本図書センター
- 発売日: 2016/09/17
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