あいつに書こう! - 『 超スピード文章術』 part 6 「第4章 素材を読みやすい順番に組み立てる」
最近、読みたい本が溜まってきてます。
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全素材を「目に見える状態」にすると段違いにスピードが上がる
素材を見える状態にするというのは、まあ普通はそうしますよね。せっかく集めた素材をフル活用しない手はないので。
ここで言いたいのは、集めた素材が、スマートフォンだったり、手帳だったりと、いろんな媒体に分散している場合は、それを同時に閲覧できる状態にするべき、ということかなーと思いました。
「しゃべるように書く」と必ず伝わる理由
素材が全て見える状態にしたところで、章題の、素材を組み立てる手法に入ります。
これは個人的に新しい視点でした。
私の方法は、極めてシンプルです。
「目の前に読者がいるとして、その相手にしゃべって伝えるならどんな順番にするか?」を考えるのです。
人にしゃべるシミュレーションをすることが、構成を考える役に立つ、というのが斬新ですねー。
でも、何故でしょうか。
話して伝わらなかったとき、相手はどんな「反応」をするか?
重要なことは、おしゃべりでは、あなたの言いたいことが伝わらなかったとき、相手からすぐに「反応」があるということです。
(中略)
文章は、「伝え直す」ことができないのです。
文章だと、伝わらなかったらそれっきり、というわけですね。
こう言われると、むしろ文章の方が、リスクがある分、無意識に伝わりやすい構成にするんじゃないかという気がしますが・・・。なぜ、しゃべるシミュレーションをする必要があるのでしょうか。
「目の前」に読者がいると思えば、自然と順番が決まる
実際にシミュレーションの会話文があって、非常に分かりやすいですね。
読者が目の前にいることを想像して、その読者に、最初から最後まで興味をもってもらえるように素材を組み立てる、ということですね。
で、しゃべるときは誰しも自然とそれができてるでしょ? なら、それをシミュレーションすれば文章でもできるよね、という話ですね。
分かりやすい。ただ、前節の内容は果たして必要だったのかなーと感じました。
スラスラ読める文章の「入口」と「出口」
基本的に、文章を積極的に読みたがっている人はいないということが書かれています。
・・・反射的に反論したくなる人も多いのではないでしょうか?(笑)
でもここは謙虚に受け止めて、それを前提として、人に最初から最後まで文章を読ませるには何を意識するのがもっとも有効なのか。それは書き出しである、ということですね。
絶対に「常套句」から書き始めてはいけない
最初に読者が目を向ける書き出しの部分に、読み飛ばされても全く問題ないような文を書くと、全文を読み飛ばされるよ、ということですね。これは非常に納得。
常套句がダメな理由は分かりました。
ですが、大多数の人は、むしろここで、凝った表現を思案して「あーでもない、こーでもない」と、時間を浪費するタイプなんじゃないでしょうか。僕もそうですが。何か指針みたいなものがあればありがたいですよね。
書き出しの役割は「その先」を読みたいと思ってもらうこと
要は、読者に何らかの衝撃を与える文章にしよう、ということでしょうか。
例として挙げられているライザップの記事の書き出しは、確かに「そうそう!」と共感できます。
書き出しだけは「作家」に学んでもいい
いろいろ言ったけど、やはりここはセンスが必要、ということでしょうか(笑)
まあでも、「作家さんが、書き出しの部分にどんな種類の印象や衝撃を与えようとしているのか」を意識して学ぶのとそうでないのとでは、得られるものが違ってくるんじゃないでしょうか。
斬新な書き出しを自分でコレクションしてもいいかもしれませんね。
「オチ」にこだわらず「まとめ」を書くと読後感がいい
今度は文章の最後、「締め」をどうするかです。
ここは無理に意表をつくものである必要はなく、普通に「まとめ」や「結論」でいい、としています。
書き出しより簡単でありがたいですね!
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始めから、いわゆるロジカルシンキングや、誰かが作った文章の「型」にはめようとしなくていいのです。
目の前の相手に伝わるように素材を組み立てるときに初めて、その人にもっとも伝わりやすい論理が生まれるのです。
前章で、具体的な読者をはっきりとイメージした効果が、ここでも発揮されるわけですねー! 取り入れるのも簡単で非常に優秀な手法ですねー。
次章は、「一気に書き上げる」です! ついに、実際に文章を書く段階に入るみたいですね。
より実践的な内容が期待できますね!! それではまたー!!!!
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